サプリメントの基礎知識|栄養機能食品・機能性表示食品・特保の違いとは?

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健康食品を選んでいると、

  • 栄養機能食品
  • 機能性表示食品
  • 特定保健用食品(特保)

といった表示を見かけることがあります。似ているように見えますが、それぞれ特徴が異なります。

栄養機能食品

栄養機能食品は、栄養成分について国が定めた基準量を含んでいる食品です。例えば、ビタミンC、ビタミンD、カルシウム、鉄、亜鉛などが対象となります。
食事だけでは不足しがちな栄養素を補うことを目的としており、「ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」といった決められた表示を行うことができます。
栄養機能食品は、個別の許可申請を行う必要がない自己認証制度となっています。

機能性表示食品

機能性表示食品は、事業者が科学的根拠をもとに、商品の機能性を消費者庁へ届け出た食品です。
例えば、「目の健康をサポート」「記憶力の維持をサポート」「血圧が高めの方に」などの表示がされていることがあります。
ただし、特保とは異なり、国が個別に審査しているわけではありません。事業者が責任を持って科学的根拠をまとめ、届け出を行う制度となっています。
また、特定保健用食品(特保)には専用の許可マークがありますが、機能性表示食品にはありません。パッケージの枠内に「機能性表示食品」と「届出番号(例:A123)」が記載されます。
近年はサプリメントだけでなく、ヨーグルトや飲料などでも機能性表示食品が増えており、身近な存在になっています。

特定保健用食品(特保)

特定保健用食品(特保)は、消費者庁が安全性や有効性を個別に審査し、許可した食品です。食品の持つ特定の保健の用途を表示して販売されます。特定保健用食品として販売するためには、製品ごとに食品の有効性や安全性について審査を受け、表示について消費者庁の許可を受ける必要があります。
商品にはおなじみの「特保マーク」が付いています。
例えば「おなかの調子を整える」「血圧が高めの方に適する」「コレステロールが気になる方に適する」など、許可された内容を表示できます。
3つの中では最も審査基準が厳しく、安全性や科学的根拠について国の確認を受けています。
そのため、「特保」という表示は聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

3つの違いを簡単にまとめると

難しく感じるかもしれませんが、「栄養を補う食品」「機能性を表示できる食品」「国が許可した食品」
と覚えておくと分かりやすいでしょう。

種類特徴
栄養機能食品届出制度がない栄養素を補う食品
機能性表示食品科学的根拠をもとに事業者が届け出た食品
特保国が個別審査し許可した食品

健康食品を選ぶときのポイント

栄養機能食品・機能性表示食品・特保は、どれも健康を意識する方に向けた食品ですが、制度や特徴はそれぞれ異なります。
大切なことは、これら3種類の食品はいずれも医薬品ではなく食品であるという点です。
そのため、「特保だから病気が治る」「機能性表示食品だから必ず実感できる」というものではありません。
まずは、バランスの良い食事、適度な運動、十分な休息といった基本的な生活習慣が大切です。
そのうえで、自分の食生活や気になる栄養素、生活習慣に合わせて取り入れることがポイントになります。
表示の違いを知っておくことで、健康食品やサプリメントを選ぶ際の参考になりますので、パッケージの表示にもぜひ注目してみてください。