「疲れやすい」「午後になるとぼんやりする」「無性に甘いものが食べたい」。そんなことを感じている時、実は『糖質の摂りすぎ』が背景にあることをご存じでしょうか。
糖質は、体を動かすための大切なエネルギー源。ところが現代の食生活は、気づかないうちに糖質が過剰になりがちです。パンやパスタなどの主食類はもちろん、甘いドレッシング、コンビニのお惣菜、ティータイムのカフェラテ…と、日常のいたるところに糖質は潜んでいます。

食後すぐの眠気、気分のムラ、集中力の低下は、このジェットコースターのような血糖値の急上昇による影響といわれています。そして血糖値の急降下後の『だるさ』が、次の甘いものを引き寄せてしまう悪循環も。
この「血糖値スパイク」は、血管にダメージを与える可能性があり、動脈硬化のリスクが高まるといわれています。
さらに、急上昇と急降下を繰り返すことで血管に負担がかかり、使い切れなかった糖は脂肪として蓄えられやすくなります。運動量の少ない生活と組み合わさると、からだが重く感じられるだけでなく、肥満に繋がります。忙しくて運動時間が取れない人ほど、糖質との付き合い方が鍵に。

糖質中心の食生活が続くと栄養バランスが偏り、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しがちに。「食事はしっかり食べているのに、なぜか調子が整わない…」そんなときは、主食に偏りすぎていないか見直してみましょう。
とはいえ、糖質は『悪者』ではありません。むしろ、私たちの毎日に欠かせない存在。大切なのは、良質なものを選ぶこと。まずは「甘いドリンクを一つ控えてみる」「白米の半分だけ雑穀にしてみる」など、小さな一歩からでも取り組んでみましょう。


