「代謝酵素」とは
酵素は、私たちの活動に大切なものです。
酵素と一口に言っても、体内にある酵素・外部から取り入れる酵素に分かれています。
体内にある酵素を「体内酵素」と呼び、「消化酵素」「代謝酵素」がそれにあたります。
「消化酵素」は食べた物の消化を助け、消化器内で分泌される酵素で食欲を増進します。
一方「代謝酵素」は、消化酵素が体内で使える形にしたエネルギーを、体の隅々に届けて活用する働きがあります。体の自然治癒力や免疫力を高める働きをするとも言われています。
そのため、まずは消化酵素が働いて食べたものをエネルギーに変える必要があります。
つまり、大量に食べたり消化の悪いものを食べると、消化酵素に回す分量が増えるため、代謝酵素まで回る分が不足してしまいます。
そうなると代謝低下や免疫力低下など、健康的ではない状態を招く事になってしまいます。
「代謝酵素」を増やすには？
「代謝酵素」は人間の体内でしか作ることができません。 そこで、「食物酵素」を補う方法があります。食物酵素を摂ることによって、体内にある酵素の量が増えるので、結果として代謝を上げることができるのです。
酵素を上手に摂る方法
酵素を口から摂取しても、体内でその酵素が増えるとは限りません。そして、代謝酵素として、使われるとも限りません。
なぜなら、口から入った酵素は体をつくるための材料になることもあるからです。
そのため、酵素ダイエットをしたいと思っている方は、摂ろうとしている酵素が、消化を助ける働きをもつものなのかどうか、に気をつけることもポイントの1つです。
消化を助ける働きをもつ食べ物の種類は、主に「野菜」「果物」「発酵食品」と覚えておくとよいでしょう。
中でもそれぞれ、大根に含まれる「ジアスターゼ」、キウイに含まれる「プロテアーゼ」、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」はとくに消化を助ける働きの大きな酵素ですので、毎日の食事に積極的に取り入れたい食品です。
置き換え食で無理せず続ける
そもそも、ダイエットは摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多くなければ成功しません。
とはいえ「おいしいものを食べたい」「疲れて甘いものが食べたくなる」「ハードな運動は辛い、続かない」というのは多くの方が抱える悩みですね。
そこで、無理せず続ける工夫としておすすめなのが「置き換え食」です。
ただ、食事をすべて置き換え食にするファスティングという方法もありますが、ハードルが高くて挑戦しずらい方も多いかと思います。
そこで、無理なく続けるためにも、１日１食のみの置き換えは手軽でおすすめです。
例えば、高カロリーになりがちな夜ご飯だけを、満足度は高いが低カロリーに抑えられるような置き換え食にしてみるのも良いと思います。
あるいは、何かと忙しい朝を置き換え食にすれば、時間の節約になりますし、寝起きで身体機能が低下している時間帯なので、内蔵への負担軽減にもなります。
酵素ドリンクがおすすめ
摂取カロリーを抑えるために置き換え食がおすすめであることはご紹介しましたが、多々ある置き換え食の中でも特におすすめなのが「酵素ドリンク」です。酵素ドリンクのおすすめ理由の１つが、総摂取カロリーを抑えながら代謝アップが期待できる点です。
そして、もう１つのおすすめ理由は、何といっても手軽なことです。手軽に続けられて痩せやすいカラダに近づけるのは、まさに一石二鳥です。
継続することが重要
ダイエット方法はたくさんありますが、いずれにしても継続していくことが重要です。
だからといって、好きな食べものをずっと我慢するのもなかなか難しいですよね。
たまには美味しくて高カロリーなものを食べたくなります。メリハリをつけてストレスが溜らない程度に、無理せず続けることがダイエットのコツです。
摂取カロリーを抑えると同時に、身体を動かすことも必要ですので、負荷の少ない運動も同時に行って、無理せずキレイを目指してみてはいかがでしょうか。
