創業者がマカという素材にこだわってきた本当の理由を、社内でも知る人は多くありません。
今回、広報スタッフの私が直接話を聞き、これまで語られてこなかった歩みを記録に残しました。
(BIOSUPLI広報担当)
今回、広報スタッフの私が聞き手となり、創業者にあらためて話を聞く機会を持ちました。 マカという素材は、社内では当たり前のように語られてきたものの、その背景を改めて言葉にして社外へ伝える機会はこれまで多くありませんでした。 創業の経緯やペルーへの視察など、長年バイオサプリに関わってきたスタッフでも初めて聞く話が多く、これは記録に残しておきたいと感じ、振り返っていただくことになりました。
この記事でわかること
✔️ バイオサプリがマカという素材に着目するようになった創業のきっかけ
✔️ 1999年にペルー現地を訪れた理由と、そこで見てきたもの
✔️ マカが「男性向け」だけの素材ではない理由
✔️ 「有機マカモラーダ100」に込められた考え方
ペルー生まれの「マカ」、日本ではまだ無名だった時代から
いまではドラッグストアの棚にも、通販サイトの検索結果にも当たり前のように並ぶようになった「マカ」。名前だけは聞いたことがある、という方も増えてきました。
ただ、バイオサプリがこの素材と関わり始めた頃(約30年前)、状況はまるで違っていました。「マカって、そもそも何なのか」というところから説明しなければ、誰にも伝わらない。そんな時代です。
なぜそんな時期からこの素材にこだわってきたのか。そこには、流行を追ったわけでも、売れ筋を狙ったわけでもない、創業の経緯が関わっています。
倉庫から見つかった「マカの伝統栽培」の映像
※現在の商品は、ペルーで加工された有機マカ原料を使用し、国内のGMP認定工場で顆粒加工・充填・包装を行っています
きっかけは、創業者自身の体調不良だった
話は、バイオサプリという会社そのものの始まりに遡ります。
創業者は若い頃から体が弱く、手術を経験したものの、なかなか思うように回復しない時期を過ごしていました。そんなとき、知人から植物由来の乳酸菌について教えられたことをきっかけに、食事や健康食品について深く調べるようになりました。
今のように「乳酸菌」「酵素」「ハーブ」が当たり前に知られている時代ではありません。ヨーロッパや南米で昔から使われてきた植物素材も、日本ではほとんど耳にする機会がありませんでした。
自分自身が苦しんだからこそ、同じように体調に不安を抱える人に、日々の食事として取り入れられるものを届けたい。創業者の中に、そんな思いが芽生えていきます。
売れるかどうかではなく、自分が本当に良いと感じたものを届ける。この発想が、その後のバイオサプリの土台になりました。

マチュピチュ遺跡/1999年
南米の素材を追ううちに、マカへたどり着く
創業して間もない頃、バイオサプリが目を向けていたのは植物性の乳酸菌だけではありませんでした。南米やヨーロッパで長く使われてきた自然の素材にも、関心を広げていきます。
その流れで出会ったのが、ペルー原産の「マカ」でした。
マカは、アンデス山脈の標高4,000m級の高地で栽培されている植物です。昼と夜の気温差も大きい土地で、現地の人々が古くから食生活に取り入れてきました。

当時の日本では、まだ知る人も少ない素材でした。それでもバイオサプリは、話題になる前からこの植物の背景に注目していたのです。
珍しいから扱う、というのではありません。厳しい自然環境の土地で育ち、長く現地の食文化に根づいてきたこと。そして、日々の生活に取り入れやすい食品であること。創業者は、そうした点に強く惹かれていきました。

紫から黒紫色の表皮を持つモラーダ種
1999年、マカの産地ペルーを現地視察
机の上で資料を眺めているだけでは、素材の本当のところは見えてきません。
そう考えたバイオサプリは、1999年、マカの産地であるペルーへ実際に足を運びました。当時、日本ではマカの知名度はまだ低く、健康食品の素材としても今ほど一般的ではありませんでした。
それでも現地に行き、どんな土地で育っているのか、どんな人たちの手で扱われているのか、どう加工されて日本まで届くのかを、自分の目で確かめる。その積み重ねが、後のマカ商品づくりの土台になっていきました。


現地入りするバイオサプリのスタッフたち/1999年
仕入れるだけでは終わらせない
マカを商品にするには、原料を買えばいいという単純な話ではありませんでした。
当時はまだ、マカの輸入や加工、品質管理、表示のルールといった面でも、今のように情報や仕組みが整っていない部分が多くありました。調達先を探し、加工方法を一つひとつ確認し、品質を安定させる仕組みをつくる。地道な作業の積み重ねが必要でした。

マカの種まき中

羊で土をならしている様子

収穫を手伝うスタッフ
バイオサプリは、現地の原料会社や生産に関わる人たちと幾度も話し合いながら、品質や価格、流通の安定を少しずつ高めていきました。
産地の人たちとの関係づくりにも力を入れてきました。マカを単なる輸入原料として見るのではなく、現地の自然や食文化、そこに生きる人たちの営みの中で育ってきた素材として捉える。その姿勢は、今も変わっていません。

マカフェスティバルの子どもたち

寄贈に関わったトラクター
マカが日本に広がる前から、地道に説明を続けてきた
今ではマカという名前を聞いたことがある人も多くなりました。しかし、バイオサプリがこの素材を扱い始めた頃は、まだほとんど知られていない存在でした。
当然、最初からすんなり売れたわけではありません。マカとはどんな植物で、どこで育ち、どんな食品なのか。お客様一人ひとりに、説明を重ねる必要がありました。

マカの取材調査をしている創業者
大きな広告で一気に知名度を上げるのではなく、背景を伝えながら少しずつ理解してもらう。地味なやり方ですが、それがバイオサプリのやり方でした。
創業者にとって、マカは「売れそうだから扱う素材」ではなかった。自分が本当に良いと感じ、必要としている人に知ってほしいと思った素材だった。だからこそ、時間がかかっても伝え続けることができたのだと思います。

伸びきったマカの葉と土に埋まったマカ
男性向けだけのイメージで終わらせたくない
マカと聞くと、男性向けの健康食品を思い浮かべる方も少なくありません。
実際、日本で広まっていく過程で、マカは男性向け商品として紹介される機会が多くありました。そのため「夫が飲んでいるもの」というイメージを持っている方も、今でもいらっしゃいます。
ただ、もともとマカはアンデス高地の厳しい環境で生きる為に、取り入れてきた滋養食です。性別を問わず、暮らしの中で使われてきた植物なのです。
バイオサプリは、こうした一面的なイメージだけでマカを語ることを避けてきました。アスパラギン酸はじめ各種アミノ酸やミネラルなど、通常の食事で不足しがちな成分を含む食品として、男性に限らず、若さを保ちたい女性や食生活が気になる方にも是非取り入れて欲しい素材だと考えています。

アンデス高地の滋養食で欠かせないマカ料理
「何倍濃縮」より、素材そのものを
マカの商品には、濃縮原料を使ったものも多くあります。「〇倍濃縮」という表現は数字が大きく見えて、わかりやすい印象を与えます。
一方で、バイオサプリが大切にしてきたのは、マカという食品そのものを日々の生活に取り入れるという考え方です。特定の成分を強調するより、素材本来の形をできるだけシンプルに届けたい。長くマカと向き合ってきたからこそ生まれた発想です。
現在販売している「有機マカモラーダ100」も、その考え方に沿った商品です。ペルー産の有機マカを使用し、毎日の生活に取り入れやすい個包装の顆粒タイプに仕上げています。

有機マカモラーダ100が生まれた理由
「モラーダ」はスペイン語で紫色を意味し、紫から黒紫色の表皮を持つマカです。乾燥・粉末加工すると黄褐色から淡い茶色の自然な色合いになります。一般的な淡色系のマカとは、表皮の色合いが異なるのが特徴です。また、淡色系のマカと比べると、鉄分やアントシアニンなどの栄養素が豊富に含まれています。
毎日の生活に取り入れやすい、個包装の顆粒タイプに仕上げています。水などと一緒にそのまま召し上がれる、持ち運びにも便利な顆粒タイプです。
マカに出会い、現地まで足を運び、素材の背景を見つめ続けてきたこれまでの歩み。
そして「本当に良いと思ったものを届けたい」という創業者の思い。
そのどちらも、この商品の中に詰め込まれています。
これからも、正直に伝えていく
健康食品を選ぶとき、成分量や価格だけで比較されることも少なくありません。もちろん、それらも大事な判断材料です。
ただ、長く続けるものだからこそ、どんな会社が、どんな考えで作っているのかも、選ぶ際の大切な手がかりになるはずです。
マカがまだ日本で知られていなかった頃からこの素材に向き合い、ペルーの地で背景を確かめ、お客様に届ける形を考え続けてきたバイオサプリ。これからも、誇張した言葉で広めるのではなく、素材の背景を正しく伝えながら、必要としている方に安心して選んでいただける商品をお届けしていきます。

※本記事は、マカという食品素材とバイオサプリの商品づくりの歩みをご紹介するものです。
※健康食品は、疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。
※食生活は、主食・主菜・副菜を基本に、バランスのよい食事を心がけましょう。

